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スーパーGT スバルBRZ 最終戦を予想してみる [モータースポーツ]

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前回のタイでのレースで初音ミクBMWZ4のまえで
ゴールすることが出来ず、今シーズンのチャンピョンの
目がなくなりました。

そこで11月のもてぎ での最終戦の展望を考えてみる。

スバルのサイトで予選2位を獲得しながら
車検に引っかかってタイム剥奪、最下位なったBRZは
今までにないセッティングを施し
レースに臨んだとありました。

今までと言うか、今シーズンのBRZは
予選はどこも早いのに、レースになるとその速さを
見せられない状況が続いてました。

集団の中に入るとストレートの遅い
BRZはコーナーで前走車に詰まるのですが
ストレートで抜かれると言うパターンが
定常化してました。

さらに今シーズンは、タイヤのもちがいまひとつで
レース後半のタイムの落ちが大きいというのもありました。

スバルのサイトでは変更したセッティングの内容は
なにもかかれてませんでしたが、ミシュランのサイトに
そのヒントになりそうなことが書かれてました。

『タイヤの性能を最後まで発揮させるセッティング』
と言うことで大幅にセッティング変更されたようです。

と言葉では簡単ですが、実際にあわせこむとなると
大変なのは容易に想像がつきます。

ミシュランタイヤのエンジニアには、今回 走り続けると
リアが厳しくなるという報告があったそうです。

決勝に向けたセッティング変更によって
決勝朝のフリー走行の結果は満足のいく結果だったようです。

リアに十分な加重が掛けられたためだと分析してましたが、
という事は、これまでどうだったのか?
と考えてみると、
BRZはストレートが遅い 
   ↓
コーナーは速いのでダウンフォースを減らして
ストレートスピードを出来るだけ稼ぐ
   ↓
それでも予選のような短距離なら速く走れる
   ↓
タイヤにかかる荷重は少ないので余計に
磨耗が進みやすくなっていた。
   ↓
タイヤの持ちが悪くなっていた。
   ↓
レースになるとペースが維持できない。


今回のセッティングは、リアに荷重が十分かかっていた
と思われると言うことなのですが、
そのセッティングとは、素人の考えでは
単純にリアのウイングを立て気味にして
ダウンフォースを増やしたのでは、と思うのですが

どうでしょう?

GTカーの下面の前後にはかなり巨大なスポイラーが
ついてます。そこに流れる空気の量を調整することで
空気抵抗を増やすことなくダウンフォースを増やすことが
出来るのではないかとも思います。

サスのばねの強弱を変えてタイヤにかかる荷重を
コントロールするということも考えられるのですが
姿勢変化が大きくなると、空力が変化して
ダウンフォースが変わることも考えられるので
この方法は難しいかなー。

ただ、BRZはロールセンターがかなり低いはず、
コーナリング時の姿勢変化はもともと少ないと思われるので
サスのばねを弱めにしてメカニカルグリップを増やす
と言う手もあるような気がします。

ダウンフォースを増やしたのであれば、
ストレートはより遅くなり、追い越しは厳しいと
思われるのですが、実際は、レース中のラップは
予選のラップに近い速さで走れてました。

BRZのレース中のファステストは33秒台でした。

ミシュランのレポートの中に、ガソリンが軽くなるにつれて
ラップが速くなったと言うコメントがありました。

これって普通だよなーと思ってましたが、
今年のBRZは、軽くなってラップが上がるより
タイヤの寿命が尽きてラップが落ちていくことが
多かったのだと思います。


今回のレースペースはタイヤのもちもよく
ガソリンの重さに比例してラップも上がった

成績的には残念な結果になった今回のレース

チームとしては、今年初めて手ごたえのある
レースが出来たのではないでしょうか?

その真価が分かるのが次戦のもてぎです!
すべての車のウェイトがなくなって、純粋に
速い車を決めるレースになると思います。

チャンピヨンがなくなったスバル
是非勝って来年に弾みをつけて欲しいです。


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