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F-1GP カナダGP マーシャル事故死 [モータースポーツ]

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F1第7戦カナダGPで作業中のマーシャルがクレーン車にひかれる事故がありました。

主催者と国際自動車連盟(International Automobile Federation、FIA)は9日、
マーシャル(係員)の男性(38歳)が作業中のクレーン車にひかれて死亡したと発表した。

男性の身元は不明となっている。

クレーン車はレース終了後、リタイアに追い込まれたザウバー(Sauber)の

エステバン・グティエレス(Esteban Gutierrez)のマシンの撤去作業を進めていた。

マシンをピットに戻すためクレーン車で吊り上げていたところ、
男性が無線を落として拾おうとした時に事故は起きた。

FIAは、男性がつまづいてしまったために回収車両を運転していたドライバーの死角に入り、
接触して下敷きとなったと公式ホームページ上で声明を発表している。

男性はレーストラックの医療担当者による応急処置を受けてヘリコプターで病院に搬送されたが、
持ち直すことなく亡くなった。

治療にあたった医師の1人はラジオ・カナダ(Radio Canada)に対し、
「大きな外傷と複数か所の骨折、さらに腹部の挫傷がひどかった」と死因を説明した。

レース中ではなくて、終了後の回収作業中での事故だったんですね、 なんとも・・・不慮の事故としか言いようが無いなー。
F1のレースでマーシャルが亡くなったのは2000年以降で今回が3人目となる。


2000年、モンツァサーキットで行われたイタリアGP(Italian Grand Prix)ではレース1周目に
クラッシュが発生し、ジョーダンのハインツ・ハラルド・フレンツェン(Heinz-Harald Frentzen)の
マシンから飛んできたタイヤがボランティアとして従事していた消防士の
パオロ・ギスリンベルティさんに直撃し、頭部と胸部を損傷して死亡した。

2001年のオーストラリアGPでは、BARホンダ(BAR Honda)のジャック・ヴィルヌーブの
マシンから飛んだタイヤが安全フェンスの隙間を通り抜け、
マーシャルのグラハム・ベヴァリッジさんに直撃。
重傷を負って非業の死を遂げた。

タイヤでの死亡事故が続いたので、マシンとタイヤをつなぐワイヤが 装着されるようになったんですよね。


レースは、3季連続王者のセバスチャン・フェテル(25)=レッドブル=がポールトゥウインで
今季3勝目、通算29勝目。

2007年のF1デビュー以来、一度も勝っていなかった北米大陸で初優勝を遂げた。

07年王者のキミ・ライコネン(33)=ロータス=は9位で、昨季途中から24戦連続入賞。

ミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)が01~03年に達成した記録に並ぶなどレースは盛況だったが、
コースの係員が事故死。F1で12年ぶりの死亡事故となった。

亡くなられたマーシャルの方のご冥福をお祈りいたします。




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